生きてる意味

生きてる意味

お世話になった人が、後10日です。

従姉妹から久しぶりに連絡があって聞かされたのが、お母さんが認知症がすすんで食べれなくなって、点滴だけで、もう2週間…体力的にも、もって10日くらいとドクターから覚悟しておいて下さいと…

突然の話でビックリしたのが本心でした。認知症がすすんで大変で、怒ったり、出て行ってしまったりと問題行動も多くなってきて施設に預けていると話は聞いていたけど…まさか、そこまでとは思っていなかった。

夫の認知症がすすんで、面倒をみていたけど

叔父さん(夫)が定年退職して、老後を自宅のお店を手伝いながら過ごしていたけど、徐々に物忘れが酷くなり、その面倒をみていた叔母さんも段々と叔父さんと同じ様な症状が出てきて、叔父さんは8ヶ月前に亡くなった後にゆっくりと急激に症状がすすんでしまいました。

穏やかな叔父さんだったのに

亡くなった叔父さんも症状がすすむと、言う事は聞かない、怒りだして暴れる、排泄の失敗が増える…知っている叔父さんは、人に迷惑をかけないおとなしい性格で、正気ならそんな事は絶対にしない人でした。

認知症って、こうまで人を変えてしまうんだと改めて思いました。そして近くに居る人達にも影響を及ぼすんだと痛感しました。結局、叔父さんは腰が痛くて動けなくなり車椅子で食事も段々と食べれなくなり亡くなりました。その時もげっそり痩せ細った叔父さんを見てショックを受けたのは今でも記憶に残っています。

支え続けた叔母さんは

その優しかった夫である叔父さんが変貌して手がつけられない経過を側で支えつつ精神的にショックで否定的になり言動が可笑しくなってきたのを見続けてきた従姉妹は、ほぼ同時期に2人の介護をしていました。まさか従姉妹もお父さんより若いお母さんが後を追う様に認知症になってしまうとは想像もしていなかったと思います。

叔母さんは、怒ると出て行く、お酒を隠し呑むなどしていたみたいで、デイサービスに通い出したが何の為に行っているのかを理解出来ずに嫌な時は、勝手にお休みの連絡をしたりと、まだ電話を理解している時にはしていたみたいです。

施設で預かってもらう事になったから

と、従姉妹から連絡があって、いろいろあったけど、まあ元気にやっているだろうと思っていたら、もう長くないし食事も水分も取れなくて点滴を2週間しているけど…

突然の事で、今思えば施設に預かって居るからコロナ禍で会いに行っても会えないからと思っていた自分がに後悔しかない…

今の自分があるのは、その叔父さんと叔母さんにとてもお世話になっていたから…本当に後悔しかない…結局は何も恩返しなんかしていない

でも、普通にしていてもきっと恩返しなんて出来ないし、やらないし、する訳が無いとも思う…出来ない状況になったから思う事だと…それでも、そういう人が居てキチンと恩返ししている人は凄いと思う。だからこそ普段からそう思っている人は、感謝の気持ちを忘れず後悔しない様に出来る事を行動に移せる人であって欲しいと思いました。

意識は無いけど最後にお別れを言いに会ってきます。

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