私、高齢者だけど、つい最近まで一人暮らしだったけどね

私、高齢者だけど、つい最近まで一人暮らしだったけどね

転倒して入院しました。

何不自由なく歳を取っても出来ることは自分でやっていた私が自宅で転倒して足を怪我してしまった。無理すれば動けたが遠く離れた娘から入院して完治してから家に戻れば良いと言われてた。

他人は頼らなくても出来るから

そう思って、ずっと一人で頑張ってきたんだよ。だから、ちょっとせっかちかも…

だから一人でやろうとしたのが間違いだったのかな…入院して、また転倒しました。一人でやろうとした事が仇となり余計に動けなくなる私。

心配した娘からの提案は…

退院が近づいても遠く離れた娘は一人で自宅での生活は、何かあっても怖いからと小規模多機能施設を利用する事をすすめてくれた。

最初は歩行が安定するまでは宿泊サービスを利用して、落ち着けば以前の様に自宅で過ごそうと。自宅に居ても訪問もして安否確認も出来るから娘は安心して任せられるからって事で利用開始しました。

どうなるのかな、私は大丈夫かな

仮にその利用者さんをAさんとします。

Aさん退院という時に一人で動き出して、また転倒…退院延長です。

今まで自分で出来た当たり前の事が出来なくなり、人を頼らないと生活が出来ないとなったら皆さんは、どうしようかと悩み将来的に不安しかなくなると思います。今回は、そのAさんの事を少し知って欲しいと感じました。

人は一人じゃ生きていけない、生かされてるんだね

Aさんは会話も普通に出来るし理解もある程度しっかりとしていると思います。そのAさんが「人に頼らず夫に先立たれても一人で頑張ってきたつもりでいたけど、それは動けるうち、動けなければ何も出来ない、迷惑を掛けたくなくて一人で頑張っても、また転ぶんだよ…せっかちだから無理して失敗してしまうし、焦る気持ちが、また失敗する事を繰り返すだけ…」

こうなると娘の心配を受け入れて、サービスを利用するしか無いと思ったけど、本音は人に頼りたくは無かった…

このAさん宿泊のサービスを利用しても大丈夫だからと頑張ってしまうけど、3日利用して既に2回転倒しています。解ってはいるけど人に頼らずやりたいんだよ。それが一番ですとは言えないけどね。

人と繋がり続ける事の大切さと大事なのは

今回のケースは、娘さんがキーパーソンで母親を心から心配していた事と見捨てなかった事でした。この老人介護の世界に居ると親子関係って、直ぐに解ります。関係が良ければ当たり前の様に心配するのが普通だけど、そうでは無い家族環境の家庭はたくさん見てきましたからね。身内として、それは違うだろうって事は経験上いっぱいありましたからね。

Aさんが話の中で「こうなったけど、助けてくれる人が居て良かったよ。1番は娘だけど優しい娘に育って良かったよ。」

人は大事にしていきましょう。人との繋がりも生きていく上では必要な時が必ずくる事。今は大丈夫でも何かあった時に後悔しない為にも自分の日頃の行いが帰ってくるんですよね。だから人には優しくしましょうか。

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