介護で仕事をするなら賢い選択を!

介護で仕事をするなら賢い選択を!

今はコロナ禍の中で就職するにも求人が少く、
生活をしていくにも稼がなくては!と思っている人には、
こんな時期でも求人の多い介護職員として働くのも一つの転機かなと思います。

介護業界は慢性的に人手不足

介護職員としての人材確保は福祉業界として
厚生労働省でも「第7期介護保険事業計画に基づく介護人材の必要数」目標指数として、
2020年度に約216万人の確保、2025年度には約245万人が必要と試算しています。

現在のところでも約12万人位の人材不足と言われています。

団塊世代がすべて75才以上になり
後期高齢者となる2025年に高齢化率は上がり
介護職員がそれだけ必要となってくるのです。

介護の仕事に転職するにあたり、
給料や勤務形態など気になるところが多いと思います。

給料や資格について

福祉の仕事は国からの補助や法律によって
報酬なども定められていたりと国の方針などに
左右されやすい特徴があります。

施設によっても左右されるため一概には言えませんが
平均月収は20万前後になる場合が多いようです。

また、特定処遇改善手当など、
国から貰える手当も追加されることもあり
昔ほど給料が低いわけではないようで
上記の金額にプラスされる形で上乗せされこともあります。

無資格で働く事を考えると少し敷居が高いように思いますが
資格取得への道筋は昔よりはっきりしているので
資格取得に向けて前向きな施設に就職することをおすすめします。

交代制の勤務形態シフト制について

ただ介護職員と言っても働く施設によって色々とあるので
今回は、シフトについて簡単に紹介していきたいと思います。
※シフトとは勤務時間の事になります。

これから介護職員として働くにしても他業種と違い勤務時間を知っておくと参考になると思います。

基本的に正職員としての条件として説明させて頂きます。
※事業所により勤務時間は変わるのでご了承願います。

入所系施設

24時間365日、入所または宿泊(短期入所)する利用者さんの介護を行う施設になります。
求人数も1番多い職種になります。

早番は、7時~16時
日勤は、8時30分~17時30分
遅番は、10時~19時
夜勤は、16時~朝9時

おおよその勤務時間の目安で多少前後すると思います。
事業所によりますが、遅番が13時からで、夜勤も22時からの場合もあります。
勤務時間はライフスタイルにも影響があると思うので確認を忘れずに!

通所系施設

通所系の施設は一般に在宅介護サービスと呼ばれるもので以下の施設があります。

  • ディサービス
    • 通所日常生活支援施設
    • 日常生活支援が主
    • レクリエーションを行う

時間は早番があるところもあるようです。
8時30分~17時30分

  • ディケアサービス
    • 通所リハビリ施設
    • 医療と連携
    • リハビリ職員常勤(機能、口腔、栄養など)

こちらもディサービスと同じで早番があるところもあります。
8時30分~17時30分

  • 多機能型事業所
    • 通所からお泊り在宅など手掛ける
    • 日常生活支援が主
    • 宿泊サービスも利用可能(夜勤あり)
    • レクリエーションを行う

通所施設と同じイメージで考えておくと良いでしょう。

早番は、7時~16時
日勤は、8時30分~17時30分
遅番は、10時~19時
夜勤は、16時~朝9時

多機能型事業所には宿泊サービスがあり、
ディサービスの延長で宿泊サービスも利用できたりします。
そのため、働く場合は夜勤もできるかどうか?も検討する必要があります。

介護福祉士の資格は働きながら取る!

今の介護福祉士への道のりは昔よりも簡素な形に落ち着きました。
無資格の場合は、介護の実務経験を積みながら仕事をこなし
その中で実務者研修を受け、3年の介護実務経験を経て
介護福祉士試験を受けることで介護福祉士になれます。

私が介護業界に入ったきっかけ

私の場合を例えで言うのはお恥ずかしいのですが、

きっかけは祖父母の介護でした。

元々、私は通信設備会社で働いていました。
介護の仕事は実際に働くには敷居が高そうと言うこともあり
躊躇していたところがありました。

上京していた私は、実家に戻るのは半年に一度ぐらいで
介護を手伝うこともほとんどありませんでした。

ある時、東京勤務の私に栃木へ行ってこいと命令がくだされ
半年のはずがある時、栃木へ異動を命じられました。

「これは実家に戻るには大変だぞ?」
と思い悩んだ末、会社を辞めて実家に戻ることにしたのです。

「両親の介護ならまだしも、祖父母なら手伝わなくてもいいじゃん!」
という声も聞きましたが、個人的におじいちゃん、おばあちゃん子だったのでしょう。
手伝わなくちゃと言う思いが強かったのです。

アレヤコレヤと言う間に時間だけは過ぎていき、
気づいたらニート生活1年半。

ふと目についた広告に「ヘルパー2級講座」(初任者研修)←これはすでにないのですが(笑)
なるものが。

講座を受け、実習先に3日間行った最終日に
当時の事務長さんから「ここで働かない?」
と言うお誘いが!

実習が終わり、お誘いの施設で細々と6年間お世話になりました。

通信設備会社を辞めてから15年、今も介護業界で働いています。

転職をお考えの方は是非、介護業界に足を運んでみてはいかがでしょうか?

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